[旅行]富士山からの御来光は絶景!富士宮口ルートから富士登山に挑む
富士登山に向けてアイテムを揃えてイメトレ
今回の富士登山に向けて、なんにも持っていなかったのでがっつり購入しました。トレッキングシューズ、トレッキングソックス、レインウェア、ダウンジャケット、コンバーチブルパンツ、コンプレッションウェア、ヘッドライトや帽子など、合計で約4万円のお買い上げ。やる気満々であります!
ネットと、東急ハンズの中にあるお店のアイテム一覧表を参考にしました。
僕が感じた必須アイテム等はまた別記事で書きますね。とりあえず言えることは、寒さ対策は本当に大事です!服のレイヤリングは以下のモンベルの登山装備ガイドが大変参考になります。
会社の経験者達からもアドバイスをもらい、さらにイメトレを加速させる。
ヤキソバEXPRESSで東京から富士宮駅へ向かう
バスで移動中、腹が減っては戦はできぬということで、みしまコロッケとカレーパン2個を昼食に。ちなみに、到着に1時間半の遅れが出ました。土曜日の交通機関は混雑しているので、現地で待ち合わせをしている方はお気をつけて…。
バスの下りの時刻表は以下リンクよりどうぞ。
参考リンク
富士宮口5合目到着、富士宮口駅から富士宮口5合目までバスで約100分かかります。日没後の登山(18時半以降あたり)は危険とされていますので、時間を逆算してスケジュールを決めていく必要があります。
富士宮口駅から富士宮口5合目までのバスの時刻表は以下。
参考リンク
霧がすごい。温度は15度くらいとやや肌寒いので、すでにこの地点から防寒着が必要。
友達の到着を待ちながら、5合目の食堂で2回目のカレーを食す。今回はカレーうどん。トイレも5合目以降は200円と有料になるので、5合目で絞り出しておくことをオススメします。
大阪からきた友達と合流、入山料は強制ではありませんが自然の恵みに敬意を評し、1000円を支払う。ちゃんと1000円の領収書があるっていうね…。バッチとガイドブックをサッとポケットにしまい、いざ登山!
5合目から休憩地点である新7合目まで駆け抜ける
初めは階段、この階段を登り終えた時点ですでにハァハァ…息が切れる。すでに酸素の薄さを感じます。
しばらく歩いて振り返ればこの景色!雲が下にあるってのが日々の生活にない景色で新鮮です。
下山する方々との簡単な挨拶コミュニケーション、ふれあいがちょっと楽しい。元気をもらえます。このときはまだ、この棒(ストック)の大切さがわからなかった…
みなさん、カラフルでんなぁ
あちらにみえますのが宝永山でございます
あいにくの雨、やはり雨対策・防寒対策は必須ですね。
ザックカバーの水滴が美しい。とか思うくらいの余裕は、まだこのときはありました。
6合目をちょっと超えたあたりだったろうか、しばらく登ると皆さんと同様もうこんな感じ。ぐでーん。
振り返るとみえるきれいな景色が唯一のモチベーション。
みえた、新7合目。といってもこの200メートルくらいがまた長いこと。
僕がいかにロープを頼っていたかがわかる友達の写真
ちなみに、登山中は矢印がかかれた石が頻繁に出てくるし終始ロープがありますので、迷うことは無いかと思われます。
7合目の休憩地点・御来光山荘で仮眠
そして19時ころ、宿泊先につきました。新7合目にある御来光山荘!約1時間半の登山ですが、酸素が薄い上に初心者なので、既に疲れはピーク…。8合目までもつ自信がないので新7合目を宿泊地にしてよかった。
参考リンク
新7合目からの眺め、達成感があります。まだ山頂じゃないのに。
御来光山荘だけではありませんが、各合にある休憩ポイントでは水や食料や酸素缶を調達できます。上に行けば行くほど定価以上の値段設定(1.5〜2.5倍)ですがケチって体調を壊すのも本末転倒なので、体調管理は常に意識したいところですね。
このあたりで高山病が心配な方は酸素缶を買っておくといいかも(上にいくともっと高いので)。
しかしこのスペース、寝返りができない。たぶんこの距離感での添い寝は遠い昔、彼女とした以来。(イタイイタイ)
夕飯を食べて夜登山に備える、食べるものはもちろんカレー!パン、うどん、ときたらやっぱカレーライスですよね。(カレーデーすぎる…)
朝食用のパンとポカリ
持参したお菓子と購入したじゃがりこ・アーモンドチョコ。
各登山紹介サイトや、上の東急ハンズの画像にもあるように、スタミナを燃焼するのでアメやゼリーなどカロリーやビタミン補給できるものを携帯しておくと良いかも。
このあと、友達と山頂時間の計画を確認し、就寝。
夜登山、そして富士宮口ルート(9合目)からの御来光!
夜23時ころ、すでにガサガサと周りが騒がしい。万年雪山荘の方に聞くと、土曜日(日が変わると日曜日)はやはり人数も多くて、9.5合目〜山頂での場所取りのためにはやめに向かうのだとか…。御来光時間は5時6分とのことだったので、時間を逆算して1時くらいに宿を出ようとしてただけに僕と友達が動揺。
計画を変更し、はやめに朝食?夜食?を済ませて23時半には出発することに。
新7合目から、元祖7合目、8合目、9合目と約3時間のながい道のりを経て到着。人も多くて歩くペースもそこまではやくなかったのが唯一の救い。
真っ暗闇だったので写真は撮ってませんが、登山者のライトで道ができていて、なかなか異色な光景でした。そして、9合目には3時前ころ着いたのですが、宿で働いている方曰く、これ以上登っても山頂や9.5合目は人でいっぱいになっていて、綺麗に見れるかもわからないとのことだったので、更に計画を変更して、ここ9合目の休憩地点前で御来光をみることに。
カレーではなく富士宮やきそばを食べながら時間を待つ
真っ暗だった景色も、4時半ころから少しずつ日がみえてくる
灯りもだいぶ明るくなる
雲と山と街のあかりが神秘的
山のあたりに誰かいる、あそこからみるのもきれいだろーなーとか思っていたら
現れました!御来光様
言葉いらず、ものすごくキレイ
思わずみとれてしまいました、まわりにギャラリーもいっぱい
上には雲があったのですぐに太陽が隠れてしまいましたがこれは、一見の価値ありです。
眼下には駿河湾
日も登りきり、ギャラリー解散
よくわからんが、ライトを掴んで御来光バックにポージング
9合目の万年雪山荘で休憩をとり、御来光の余韻に浸ったところで頂上を目指す
9.5合目-頂上、道程は遠いぜ
9合目の途中では雪を発見、改めて寒さを実感
かなーり濃い霧に包まれて視界が悪くなる
9.5合目着!もうちょっとだー
山頂前にあったお金が挟まった支柱、なにを意味するのだろう?
なんとか祈願だろうか。
そしてついに山頂!
やっとこさここまで…って工事中!?
富士山の歴史が書かれている。人々の登頂が解禁されたのは明治時代以降のことなのですなぁ。
ただ、僕らの目指すのは山頂の山頂。最高峰は剣ヶ峰!
山頂から剣ヶ峰への道のりは、砂利道で足場が悪く本当に険しかったです。
が、それもついに!
到着!有名な石碑と写真を撮るために長蛇の列ができております
徐々に進んでいく順番。
霧でみえなかった富士山の麓も、
この通り、霧が晴れました!スーパーラッキー
やはり麓には氷があるのですね
盛り上がっているとすぐそこに石碑が
石碑と記念撮影する前に、この写真の真ん中にある白い四角い石を触ってる人が多かったので、僕らもナデナデして
ポーズ!
おつかれ自分!自分おつかれ!
ただ、よく考えてみて欲しい。
帰りも同じ距離、あることを。
最終章、苦行でしか無い下山
ズーン。達成感とそのあとに待ち構えているモチベーションの上がらない試練で複雑な気持ち。すでに頂上のあの地点すら遠く感じる。
無駄にHDR撮影したこの廃館みたいな何かを背に
下山!
ヘリコプターで帰りたい
ヘリコプターで帰りたい
ヘリコプターで帰りたい
3回言えば来るかと思いましたが、来ませんでした。
頂上からの眺めをバックにした鳥居、お気に入りの写真
道のり長かったですが、約4時間かけてようやく下山。
5合目ついたー。山頂3度、5合目14度だったのか。
おまけ:富士宮駅周辺で富士宮やきそばを食べる
下山してヘットヘトになりながら、帰りのバスを待ちつつ本場の富士宮やきそばを堪能。固麺で歯ごたえがよく、うまし!
ついでにお好み焼きやなんかを。
まとめ
いかがでしたか?2番目に人気の富士宮口ルートのレポートでした。このあと約3日間筋肉痛だったのは言うまでもありません。もう今年の富士登山は終わってしまいましたが、まだ登ったことないって方は御来光と達成感をモチベーションに来年挑戦してみてください!僕は、しばらくはいいです。