[旅行]ニューヨーク観光地巡り!ニューヨーク近代美術館に行ったらおさえておきたい有名絵画
はじめに
アメリカ合衆国ニューヨーク市にある近現代美術専門の美術館、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)。アルファベットの頭文字をとってMoMA(モマ)という愛称で知られてます。収蔵作品は約15万点!ピカソ、ダリ、ゴッホ、アンリ・ルソー、モネなど近代美術好きにはたまらない豪華な面々の作品が揃った美術館です。
開館時間
土、日、月、水、木:10:30AM – 5:30PM
金:10:30AM – 8:00PM
※7月と8月の木曜日 10:30AM – 8:00PM
火曜日、サンクスギビング、クリスマスは休館。
入場料
一般$25
シニア(65歳以上、要身分証)$18
学生(フルタイム、要学生証) $14
子供(16歳以下)無料
階ごとのカテゴリ構成
絵画・彫刻ー5階、6階
建築・デザインー3階
ドローイングー3階
写真ー3階
メディアー2階
版画・挿画本ー2階
もっと詳しく知りたい方は以下のリンクよりどうぞ。
参考リンク
MoMA | Japanese Plan/Information
ニューヨーク近代美術館 – Wikipedia
ニューヨーク近代美術館(MoMA)
The Museum of Modern Art!オシャレな入り口。
今回の僕のお目当ては、ダリの「記憶の固執」!柔らかい時計、台湾で開催されていたダリ展に行って以来、みたくてしょうがなかったのです。
こちらもメトロポリタン美術館と一緒で25USドルですね。
「1日じゃみきれない!」といわれているモマ。2,3,4階にも興味あったけど興味あったけどスキップして、本命の5階6階の絵画の階へ!
さっそくパンツ一丁の物思いにふける男性の絵画…いきなりこれとかインパクトありすぎでしょ。
フランスの画家、ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の水浴する人物(The Bather)という作品。レンタルした解説音声、何言ってたか忘れたけど、この画1枚で口調でものっすごい語るので、解説者の人(スクリプト書いた人)、想像力豊かだなぁっていう印象しかない。
19世紀のフランスの画家、新印象派のジョルジュ・スーラ(Georges Seurat)、Grandcamp Eveningという作品。スーラの点描画、キレイです。
来ました、オランダ出身のポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)。星月夜(The starry night)という作品でゴッホの代表作のひとつでもあり、MoMAでの必見絵画のひとつです。
僕がダリの記憶の固執の次に見たいと思っていた作品、夢(The Dream)。19世紀~20世紀フランスの素朴派の画家、アンリ・ルソー(Henri Henri)の作品です。この色彩とコントラスト、満月によるハイライトが絶妙。
そして、結構でかいんです。ルソーの数あるジャングルの画の中で、一番でかいらしい。
さらに反対側には、ルソーの眠るジプシー女(The Sleeping Gypsy)が飾られている。立体感や遠近法が不思議で思わず見入ってしまいます。
そしてお次はあの有名な、アレです。そうです、19世紀〜20世紀のノルウェー出身の画家、エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)の叫び(The Scream)。実際に観たときには、そこまでの悲壮感は感じませんでしたが、コミカルなタッチと色使いのせいでしょうか?とはいえ、血に染まったような赤い空、遠近法の構図がスナップ写真のようで面白いです。
ムンク人気がスゴい
人が多い、それだけに全力でできなかったのが悔やまれる
ルソーの夢と眠るジプシー女、ゴッホの星月夜、後ろにはムンクの叫びと個人的には超豪華なエリア。
こちらもムンクのangstという作品。Angstはドイツ語で、英語で言うとこのAnxiety(心配、不安)という意味だそうです。こっちのほうが叫びよりももっと恐怖感や世紀末的な印象。
ムンク、病める子(The Sick Child)。
こちらはムンクのマドンナ(Madonna)という油彩画。
フランスの画家、アンリ・マティス(Henri Matisse)のDance。
あのね、全然良さがわからないけどある意味一番インパクトのある作品だったよ、やたらでかいしね。
イタリアの画家、ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)のThe Seer。多視点画の構図が面白い。
モネさんエリア。
印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ(Claude Monet)、睡蓮。淡い色使いなので写真じゃわかりにくいですが、モネワールドさすがです。
こちらはモネのアガパンサス(Agapanthus)
ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)のBroadway Boogie Woogie。何を表現しているかは不明。
イタリアの芸術家、ジーノ・デ・ドミニチス(Gino De Dominicis)。No!という作品名、Hunter x Hunterのイルミを思い出した。
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)のSeated Bather。なんかもう次元が違う。
これ結構好きです、ピカソのGirl Before a Mirror。鏡に映る自分が超絶悪な感じ。
ルネ・マグリット(René Magritte)の偽りの鏡(The False Mirror)。画をみたときには面白いなと思うくらいだったけど、タイトルを観たときにハッとした作品。目に見えているもの(本人にとっての現実)が全てではない、キレイな世界はFalse(偽り)というメッセージ?
マグリットのThe Empire of Light。青空なのにあかりが灯るほど街中は暗いという不思議な画。
イタリア未来派および形而上絵画の画家、カルロ・カッラ(Carlo Carrà)のThe Funeral of the Anarchist Galli。これぞ未来派…
好きだなぁこの世界観。
ピカソ、アヴィニョンの娘たち(Les Demoiselles d’Avignon)。スーパー多視点画。
ピカソも一目置いたフランスの画家、ジョルジュ・ブラック(Georges Braque)のMan with a Guitar。
…ギターなの!?
ロシア生まれのフランスの画家、マルク・シャガール(Marc Chagall)の私と村(I and the Village)。静岡で開催されていたシャガール展行きましたが、本当に多彩な人です。
イタリアの画家、アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)。Nice Boobs。
アメリカ合衆国の現代美術家、ブルース・ナウマン(Bruce Nauman)。Punch and Judy II Birth & Life & Sex & Death。よくわかんないけど、作品名からも読み取れるようにとりあえず状況が複雑だということがすごく伝わる作品。
キューバ出身のウィフレード・ラム(Wifredo Lam)のThe Jungle。なんだろう、味わい深いというか、繊細なタッチというか、思わずパシャリしました。
アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のゴールド・マリリン(Gold Marilyn Monroe)。この前も六本木の森美術館でアンディ・ウォーホル展やってましたね。活動の範囲が広くて多芸多才な人ですな。
そして、ついに、記憶の固執が…!?
って、おい。フランスに出張中でした。
台湾のダリ展に続き、一番みたかった画なだけにつらすぎる。
おまけ:LOVE
NYのLOVE発見しました。
デートの待ち合わせにいいですねってダリがなくて落ち込んでたのでそんなことどうでもいい。
とりあえずジャンキーなケバブ弁当?を片手に気を取り直しました。うまし!
いかがでしたか?
メトロポリタン美術館(MMOA)に続きニューヨーク近代美術館(MoMA)について一気に書いてみました。美術館巡りが好きな人は、NY訪れたら間違いなく行くべき場所だと思われます!僕は、5階6階だけで半日以上費やしました。他の階も見たいって方は結構時間かかると思うので他の予定とスケジュールを調整しつつ、存分に楽しんできて下さいねー。
今回僕はダリみれなかったのでもう一回いく口実ができました。
それにしてもまぁ、ダリみたかったな。
ではでは。